2022/02/04 23:43
Salom!KUMIKOです。
(Salom=ウズベク語でこんにちは)
KUMIKOでは昨年9月に4日間限定でOPENした
ウズベキスタン・キルギスの直輸入雑貨ショップ「ポチタ」の好評をうけ、
3月に新しいイベントを開催することになりました!
その名も「SILK ROAD Cafe&Bar ぽちた」。
Caféということで、今回は中央アジアの「食」にフォーカスした企画です。
SNSで大人気の中央アジア料理愛好家AYAさんに監修していただき、
草原の遊牧国家、キルギスの食卓の味をお届けします!
▽AYAさんのSNSもぜひcheck!!▽
イベントは3月5日(土)、6日(日)に世田谷区で行います。
詳細は以下リンクをごらんください。
https://www.kumiko-zakka.com/items/57922987
この記事では、当日提供するキルギス料理「ショルポ」と「ボルソック」について、ご紹介します。
ショルポ
ショルポとは、中央アジアで広く食されている、大きな具がゴロゴロと入ったスープのことです。キルギス語でショルポとはスープ類全般を指す言葉で、基本的なスープであるこの料理のことも、単にショルポと呼ばれています。肉を煮込んでだしを取り、そこへにんじん、じゃがいも、たまねぎなどの野菜を加えて塩だけで味付けをした、非常にシンプルで素材の味が生きた料理です。胡椒やディル、クミンなどのスパイスを加えると、また少し違った味わいになります。牛肉を使ったものは日常の食卓で、羊肉を使ったものはもてなしの席で振舞われます。
ボルソック
ボルソックとは、ひし形や丸形の小さな揚げパンのことです。キルギスのほか、カザフスタンでもよく食べられています。家庭で一度にとにかく山ほど作る様子は、壮観です。またバザールやレストランでもお目にかかれます。具は入っていないため、ほんのりとした砂糖の甘さが楽しめます。はちみつやジャムをつけて食べるとまた一層美味しくなります。冠婚葬祭の場には絶対に欠かせないメニューです。
キルギスでは、現代でも大家族の家庭が多くあります。ご近所や親族の家々と集まって食卓を囲むこともしばしば。そんなとき、羊を一頭屠って調理し、山盛りのボルソックを揚げることは、お客様に対して歓迎の意を示すことなのです。
羊肉のショルポにボルソック。このキルギス最高のおもてなしご飯を、Cafeぽちたで是非お楽しみください。
記事:KUMIKOインターン りょう
取材協力:中央アジア料理愛好家 AYAさん